気仙沼市の事業支援サービス

つるし飾りや和風の布小物の作品を見せていただきました

2022.03.25

この日いらしたのは、つるし飾りや和風の布小物の作品を作っている佐藤さん。

震災後に佐沼で出会ったつるし飾りに感動して教室に通い、まだ瓦礫の残る鹿折に先生を招いて布小物を手作りする教室を開きました。
技術を高めてからは先生を手伝って教えるようになったそうです。

事情があって、ここ4年ほどは教室に参加できなくなり、もの作りからも遠ざかっていたという佐藤さんですが、状況が少し変わったことで少しずつ製作を再開しているそうです。

布小物は、着物の端切れやさまざまな布を使って縫い合わせ、絞り、刺繍をしたもの。この日は過去に作られた大型のつるし飾りから人形、鞠、ブローチなどをお持ちいただき、見せていただきました。

「インディゴ気仙沼さんの藍染布を使った作品もあるんですよ。海外で売ってもらったこともあります。」

伝統的なものだけでなく現代的なスタイルを意識したり、人形ではなく可愛らしい動物をモチーフにするのが好きだという佐藤さん。これからは人に教えるのではなく、作家として作品を販売したいとのご相談でした。

「可愛いものを作ったり、素敵なものに囲まれたり、おしゃれをして出かけることで、気持ちがどんどん元気になるんです。」
75歳になる佐藤さんですが、パソコンやスマホでインターネットを活用することができるとのこと!

気仙沼ビズは、クラフト作品や材料が取引されているプラットフォームへの出品を視野に入れて、佐藤さんの作品の特徴をどう言い表していくか、どう写真を撮るかなどの支援をさせていただきたいとお話ししました。