気仙沼市の事業支援サービス

\全国から問い合わせが増えています。小学生向けオンラインスクール「スタスク」/

2023.03.16

合同会社ビーライトシンフォニーさんが主宰するオンライン教育サービス「Star Cloud School(スタークラウドスクール:略称「スタスク」)」に、全国から問い合わせが増えています。宮古市、気仙沼市などで小学校の教員をされていらっしゃった代表の三上さん。学校という決められた枠の中で心理的な窮屈さを感じている子供、悩みを抱える子供に多く出会ってきたそうです。

宮城県の不登校率は全国2位と言われ、全国の不登校児は10年間で4倍に増加、過去最多となっています。「自分が学校の中にいたらそんな子供たちを支えられないのでは?」という気持ちが強まり、教員を辞され、昨年5月に、「すべての子供は必ず輝く」をスローガンに、小学生向けのオンラインスクールの開校を決意されました。

SDGs教育や生活指導論を研究されていた三上さんならではのカリキュラムと、生徒さん、保護者の方への丁寧なコミュニケーションと手厚いサポートが評判を呼んでいます。居場所づくり支援や特別支援学級を受け持ったご知見も発揮され、「子供に対しての接し方が優しく、信頼できる」「親同士のつながりも出来て楽しい」「親子でスタスクに救われた」という声が寄せられています。

スタスクが持つもう一つの顔は、ハイテクであること。Zoomはもちろん、oVis(オヴィス:リモートワークオフィスのためのバーチャル空間提供システム)、FANTS(ファンツ:オンラインサロン構築サービス)、マインクラフト(「マイクラ」と呼ばれる子供向けのプログラミング教育ツール)など、最新のITツールを駆使した授業とクラブ活動が子供たちに大人気。子供たちは大人よりもITツールをうまく使いこなし、仲間を作ることを楽しんでいるそうです。そんな新しくて楽しいスタスクでは、子供たちの「欠席」はほとんどないとのこと。


oVisのバーチャル空間に教室


マイクラに専用共有ワールドを構築

三上さんは、不登校の問題は、不登校の子ども自身の問題ではなく、様々な要因が複雑に絡み合った構造的な問題と考えています。また、スタスクで学ぶ子供たちは、きらりと光る才能を持つ子が多いとおっしゃいます。当初は、不登校児のためのスクールとして開校したスタスクですが、「子供も親も楽しく学べる場所」「子供が自主的に仲間を作って成長していく場所」として共感の和が広がり、今では不登校の子もそうでない子も、一緒に学び、つながる場所になってきているのだそうです。

今年の4月から新たなサービスプランを追加し、より多くの方がご利用いただけるように、ご準備をされていらっしゃいます。

みんなで作る!スタスク
https://www.starcloud-school-salon.fants.jp/

スタスクTwitter:様々な活動が紹介されています。アニメのキャラクターや自分の性格について考える授業、面白そうですね。ぜひフォローをお願いします。

現在、申込者が増えているスタスクでは、運営をサポートしてくれるスタッフや、スタスクの活動にご賛同いただける方、運営にご協力をいただける方を募っています。取組みに共感いただける方は、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

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