漁船に欠かせない冷凍庫の防熱技術、新しいテクノロジーも駆使しています
2021.10.01
冷蔵・冷凍庫の防熱のお話を聞かせてくださったのはご相談にみえたリアス今野さん。
まったく初めて聞く内容なので、現場で行われることを想像しながら丹念にお聞きしました。
ウレタンの空気の層を作って設備内外の熱の伝わりを抑えるわけですが、見える部分に外から吹付ける施工と、すでに出来上がっている枠や壁の間に注入・充填していく施工があるそうです。
特に漁業に欠かせない船舶・漁艙の冷凍庫は、内部が見えない、構造が複雑、作業場が狭い、空調が無いという条件、非常に難しいものだそうです。もちろん防熱不十分はあってはならないこと。ひとつひとつ手間をかけ、見えない所から発砲するウレタンをイメージすることも重要だそうです。
リアス今野さんには「熱絶縁施工技師1級」を持つ経験35年以上のベテランと、アイデアを積極的に試す若手社員が在籍。同じ目標を共有しコミュニケーションを取って仕事に取り組み、お互いの経験や発想を大事にしているとのことです。
あるとき「ウレタンは充填時に80℃の高温になっている。この特性で、充填状況を把握できないか?」と発想し、熱計測を試験的に導入、熟練工による打音確認によってその有用性を検証したそうです。
まさに経験と新しいテクノロジーの掛け合わせ。今ではリアス今野さん独自の手法として確立されています。
リアス今野さんは、現在ホームページの制作中。気仙沼ビズでは、アピールポイントを適切に伝える支援をしていきます。
皆様のお話を丁寧にお聞きし、お話の中から特徴を際立たせていくお手伝いをさせてもらっています。市内の事業者様、ぜひ一度お問い合わせください。予約に関しては、お電話でのお問い合せの方が早く確定できます。よろしくお願いいたします。