気仙沼では珍しい、ゲーム開発やVRの先生
2021.12.24
この日ご相談にみえたのは、サイトウデザインさん。
とある相談者のウェブサイト構築をする際、気仙沼ビズと連携したことをきっかけにいらして、そこからサイトウデザインさんご自身のビジネスについてもディスカッションするようになりました。
サイトウデザインさんではウェブサイト構築の仕事もされているのですが、もともとの得意領域はプログラミング。特にゲーム開発のお仕事を長らくやってきたそうです。さらにVRについても簡単な開発が可能で、VTuberのアバタープログラムの開発も経験があります。世間で噂のメタバース領域ですね。
そんなサイトウデザインさんが、仕事として開発を請け負う以外に力を入れていることがあります。それは子供たちのIT教育。と言っても、いきなりシステムエンジニアを目指すような話ではありません。ゲームやマイクラ、YouTubeなど、、、好きなことからデジタル系の夢を持ち、自分でやってみて、その結果としてスキル獲得につながって欲しいという思いで、子供たちに接しているそうです。
サイトウデザインさんは気仙沼出身。子供の頃は様々なものに興味を持ったようですが、情報を得たりスキルを高めたりする方法が分からず、結局は諦めることが多かったと話してくれました。
「今はデジタル環境によって、どこに住んでいようと夢を追うための制限は無いはず。ゲームばかりしていた子がプログラマーになろうとしたり、アニメにはまっていた子がクリエイターや声優を目指すのは全く珍しくありません。」「そういった遊びを悪いことと決めつけずに、その子の個性や興味として拾い上げてくれる大人が居れば、その子の将来が開けると思うのです。」「僕だってオンラインゲームをしますし、アイドルが好きです。だからこそ、子供たちと話ができるのです。」とのこと。
ここ最近は、小学校や公民館で、子供向けにプログラムの初歩を教えたり、ゲームの作り方を紹介したりする機会を持たれています。そんな活動をビジネスにしていくことについて、気仙沼ビズで話し合っています。
「気仙沼から有名なクリエイターが育つ未来」を見据えているサイトウデザインさんです。