採った人の顔が見えるイタリアンレストラン
2022.01.25
この日ご相談にみえたのはイタリアンレストランのCORVOさん。
CORVOさんのホームページは「気仙沼で採れた食材を活かしたイタリア料理店」というキャッチコピーが目立ち、そのことをよく知る方もいらっしゃいます。それでも、もっと食材について深く具体的に、もっと広く多くの方に伝えたいことがあるのです。
前菜に出てくるニンジンのスープですが、このニンジンは松岩地区の農家の方が育てているもの。無農薬で育てられており、なんとそこでは芋虫がつかないように蝶を網で捕まえているそうです。
ショートパスタの卵ソースに混じる鮮やかなグリーンはビエトラと呼ばれるほうれん草に似た野菜。こちらは気仙沼「みのり市」に出されている小島さんという生産者が育てたもの。小島さんはもともと野菜の研究者だったそうです。
ドルチェの栗はイタリア産のもの、土台にはビスキュイではなくメレンゲが使われていました。
ご主人はまた「うちの子供に安心して食べさせられる料理をお出ししています」ともおっしゃいます。食材選びに、そういう目線もあるのですね。
とても優しいお人柄のご主人で、主張することに関しては遠慮がち。「いいことは積極的に伝えなくては!」とお話しし、店内での訴求の仕方、SNSを使った情報発信の仕方をサポートしています。
昨年末にスタートし、少しずつ投稿を始めていただいているInstagramですが、もっともっとお料理の写真が見たいです!