気仙沼市の事業支援サービス

楽しく作る自分だけのオリジナルふりかけ、人を想うオリジナルふりかけギフト

2021.08.16

山長小野寺商店さんは、気仙沼で1945年から塩干物加工品の卸と販売をされています。
震災までは卸中心だったそうですが、震災後の仮設店舗では小売りを拡大してご商売を再開。今は東新城の住宅街にお店を構えています。

歴史ある小野寺商店さんですが、新しい場所での認知が足りないと感じていらっしゃいます。
「以前のお店があった場所から遠く離れてしまったし、住宅のような店構えなので、お店だってことに気づいてもらえていないのかも」とお悩みでした。近くに公園があるので親子連れが店の前を通るのですが、なかなか店内を覗いてもらえず、寂しい思いをされていたようです。

小野寺商店さんは各種干物だけでなく、添加物を含まない様々な食材を扱っています。
3年ほど前には「ミネラルを多く含む海産物を日常的に摂ることで、多くの人においしく健康な毎日を送ってほしい」という思いで、ふりかけ『海ごはん』と、トッピング用小分け乾物『海のもと』を開発されました。これは新東北みやげコンテストで受賞もしています。

そんな小野寺商店さん、実は以前「素材を自分でブレンドしてオリジナルふりかけを作るワークショップ」を開いていたとのこと。
「それをきっかけにしましょうよ。きっとお店の前を通るお母さんが興味を持ちますよ!」
とアピール作戦を開始しました。

「通りから少し奥に入り、一段上がった玄関が入りにくいのでは?」と気にされていた小野寺商店さんに「何か立て看板のようなものはありませんか?」と尋ねると、使っていない物があるとのことだったので、それを使って案内を出すことにしました。親子をターゲットに、楽しい催しを伝えることで、お店の考え方を知ってもらいます。

「ふりかけづくりワークショップ」では、10種類ほどの海産物を、味を確かめながら選び、バランスを取ってふりかけを作ります。食材についての学び、という要素もあります。お子様オリジナル、ママパパオリジナル、これはおじいさん、おばあさんへのプレゼント・・・この世に一つだけのふりかけが生まれていきます。

コロナの状況下なので完全予約制「一回一組のみ、感染症対策徹底」で行われていますが、ワークショップに参加できなくても、多くの方が小野寺商店さんを知ったり、思い出してくれるきっかけとなれば!と考えています。

気仙沼ビズでは、「海ごはん」ブランドサイトでの発信アドバイスやワークショップについての情報発信、新商品開発などをご一緒させていただいています。メディア掲載事例は、追って支援事例ページでご紹介していきます。

https://umigohan.mystrikingly.com/