気仙沼市の事業支援サービス

インドネシアの「甘辛い味」を気仙沼でも味わってほしい│まるきた商店さん

2022.01.12

先日お見えになったのは、インドネシア食材のネット販売などを手掛ける「まるきた商店」さん。気仙沼で働くインドネシア人の方が思わずなつかしい~と感じる「甘辛い」故郷の味を、気仙沼でも味わってほしいという想いで、さまざまなインドネシア食材を取り扱っていらっしゃいます。ご商売のルーツは漁業から始まり、現在ではカツオなどの近海船を中心とした「船舶仕込み」、漁船のリース事業からICT事業までかなり幅広いです。その中でもインドネシア食材に特化したネット販売事業は、実は、全国的に見ても珍しく先進的な存在です。

日本で働く外国人の数は年々増加していますが、気仙沼では水産業や建設、観光など、幅広い分野で外国人実習生が活躍しており、あるデータでは、気仙沼で働く外国人の方の数は400人以上と言われています。気仙沼の産業を成り立たせ活性化させていくには、彼ら、彼女らの存在は大変大きなものと言えますね。

その中でも特に多いのがインドネシア人の実習生。インドネシアといえば、イスラム教の教えによる「ハラール」(=許されたものという意味)において、食べても良いものとそうではないものについて、厳格な決まりがあることは有名です。最近では、日本でもハラール対応のお店が増え、ハラルフード、ハラルフリー、ムスリムフレンドリーなどの言葉もかなり定着してきた感があります。

気仙沼で様々な分野に大きく貢献しているインドネシア人実習生、そして、その実習生の食文化と食生活を支えるまるきた商店さん…ご商売や産業というものは本当に「誰かのためにある」ということをしみじみと感じます。

まるきた商店さんのインドネシア食材オンラインショップ
https://marukita0017.shop-pro.jp/

インドネシアの「甘辛い」味は、意外とクセがなく、日本人の口にも合うので、食わずぎらいな方はもったいないかもしれません。
最近ではオミクロンの感染拡大で、第6波のコロナ禍。不自由な生活環境が長引いていますが、たまには異国の味に浸って、インドネシアに旅したつもり・・・になるのもいいかもしれませんね。