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矢沢永吉ファンの聖地?古町の晩酌や「でん吉」さん

2022.02.01

大船渡線気仙沼駅の駅前通りは、北野神社の参道を境に西側の古町と東側の新町に分かれています。駅を中心に町が拡がっていった様子が目に浮かぶ地名ですね。

ご相談にみえたのは、もともとご両親が酒屋を営んでいた居酒屋でん吉さん。地域の熟年の方々に愛され、特に昼の12時からオープンする日曜日は、開店と同時にいらっしゃるお客様、15時ごろにいらっしゃる人、夕方早めに来て2軒目に向かう方々、様々な人生が垣間見えるそうです。

でん吉さんは日が暮れた駅前通りに黄色い看板を灯していることで、夜の目印にもなっています。駅前のホテルに宿泊したお客様が三日町のコンビニエンスストアに向かう途中で、この明かりを見つけて来店することが多いとのこと。出張や旅行で気仙沼を訪れる方々のオアシスと呼べるかもしれません。

コロッケ、レーズンバター、ごま手羽、などの居酒屋メニューがずらり並ぶメニューの中で、手作り餃子、亀山精肉店の気仙沼ホルモンは通年人気で、初夏から秋までは旬のカツオ刺身、冬にはおでんが登場します。

気仙沼ビズでは、人気メニューのバリエーション作り、その見せ方、MEO対策、そして地域への集客アプローチをサポート。「入り口のガラスが半透明で中の様子が分からないので、店内を見せられる工夫もしましょう」とお話しています。

実は、店内にはマスターが敬愛する矢沢永吉のコーナーがあり、写真や関連グッズが飾られていて、「私もファンなんです」と来店する方もいらっしゃるそうですよ。

「気軽に安くお酒を飲んで食事ができる、地域の台所になりたい。旅する人も癒したい。」と女主人はおっしゃいます。