\プロに頼む?自分で作る?大切なのは「誰に何を伝えたいか」/
2022.05.31
5月27日(金)に無料セミナー「自分でもできる!プロが教える!伝えるためのデザイン講座」を開催しました。オンラインと会場のハイブリッド方式で、約30名の方にご参加いただき、分かりやすくとても役立ったとのお声をいただきました。
????澤センター長から、デザインは「形に表す」だけではなく、何のために作るのか、何を一番に伝えたいのか「目的を決め」、誰にどのような場面で見せたいかを「計画する」ことが大事という「デザインの定義」について説明した後、無料のデザインツールcanva(キャンバ)とstrikingly(ストライキングリー)の実演を行いました。
気仙沼デザイン株式会社の佐々木義洋さんからは、プロのデザイナーの視点からデザインの勘所をお話し、自製するメリットを理解した上でのプロに依頼するメリット、その判断や基準をどう考えたらよいかについて、分かりやすく紐解いていただきました。
自分でできる無料の便利なツールがある一方で、プロのデザイナーさんにお願いするほうが結果的にはスムーズに進むことも多くあります。佐々木さんのように、依頼者の方が何を伝えようとしているのか、丁寧なヒアリングで希望に寄り添ってくれるデザイナーさんも多くいらっしゃいますし、その部分を気仙沼ビズで整理するお手伝いもできます。いずれにせよ、どのような人に、どのようなことを伝えたいのかを明確にすることが一番重要です。
伝えたいことが先にあり、デザインはその後からついてくる。そのような意味で、プロである佐々木さんは敢えて「デザインしない」ことが大事だとおっしゃっていました。
自製するにしても依頼をするにしても、目的が明確でないままに動いてしまうと、「納得がいかない…」「なんだかピンとこない…」という事態に陥りがちです。一見遠回りのように思えますが、まずは焦らずに、「何を伝えたいのか?」「誰に届けたいのか?」じっくり考えた上で、「それは自分でできるか?」「プロに頼むか?」を考えるのが、一番良い結果を生みだす可能性が高いと言えそうです。
(事務局)