気仙沼市の事業支援サービス

\絵本作家の「すみ絵」さんが伝えたいこと。/

2022.12.23

絵本作家、ラジオパーソナリティのほか気仙沼ツーリズム合同会社でも活躍する佐々木澄江さんも、思いを持って一歩を踏み出された方です。

震災後に佐賀県から贈られたピアノのストーリー「まほうのピアノ」の作者である佐々木さん(ペンネーム:すみ絵)は、優しい絵のタッチとあたたかなストーリーを描く絵本作家さん。13年前から絵本を描くようになり、そのきっかけは子育ての悩みだったそうです。

これまで絵本作家としての活動を地道に積み重ねてこられた佐々木さん。この度、娘さんのためだけに描いたという絵本作品「みんなにっこにこ」を、note(ノート:文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を配信できるメディアプラットフォーム)にて公開されました。これまでの作品をより多くの方へ届けるための発信活動にチャレンジされていらっしゃいます。

絵本の最後を締めくくる佐々木さんの暖かいコメントが印象的です。以下、佐々木さんのnoteからの引用です。

「この絵本は、娘が8歳の誕生日に、娘のためだけに描いた絵本です。現在、娘21歳・息子19歳です。(中略)下の子に手がかかり、娘に対して「待って」「あとでね」が口癖になっていた私に娘は言いました「何でママは私の話を聞いてくれないの?」胸が引き裂かれるような言葉でした。

私にできることは何だろう?どうしたら娘に『あなたを愛してる』と伝えられるだろうか。愛情を言葉で伝えるのが苦手な私でもできること!そうだ!絵本を描こう!はじめて描く絵本は容易ではありませんでした。娘だけに伝えることを考え、寝る間も惜しんで描き続けました。8歳の誕生日に間に合うように。そして、完成させた絵本は無事渡すことができました。(中略)

この絵本を通して、頑張っている親御さん、どうしたらいいか悩んでいる皆さんのこころが少しでも軽くなったら嬉しいです。子供たちのこころに、「しあわせのもと」たくさん集まって思いやりという笑顔の花が咲きますように」

(佐々木さんのnoteから引用)
https://note.com/fine_mango514/n/nc850873cc087?magazine_key=mc4fca82b145e

気仙沼ビズでは、佐々木さんの絵本作家としての活動をサポートさせていただいています。次回も、思いを持って一歩を踏み出す方をご紹介します。