\確かな技術が生み出す「青」の色調 インディゴ気仙沼さん/
2024.12.04
株式会社インディゴ気仙沼の工房にお邪魔してきました。
インディゴ気仙沼の工房は三日町にある国指定文化財「旧平野本店」内にあります。市内の方は、歴史を感じる外観に、興味をそそられたことがある方も多いかもしれません。
インディゴ気仙沼さんは、東日本大震災後の2015年に、「小さな子どものいる女性が働ける職場」としてスタート。ママが主体の職場だからこそ、自然にも優しく、子どもにも安心なものづくりを続けてきました。
安心安全に加え、南仏で栽培される希少な染料植物「パステル」の栽培を市内で成功させたことも注目されています。パステルは、ナポレオン軍の制服を染めたともされる歴史のある染料植物ですが、長らく栽培が途絶えていました。安心安全な天然の染料を探していた時、そのパステルがフランスで復活栽培されたというニュースを聴き、気仙沼でも栽培できないかと未経験から農業にチャレンジ!試行錯誤の末、栽培に成功したそうです。
確かな技術とこだわりが注目され、現在は都市部の百貨店などの催事で人気を集めています。
藤村さやか代表は、震災後に気仙沼に移住してきたことをきかっけにこの取組をスタートし、ここまでブランドを育てあげてきました。ファンが全国に広がった今でも、一品一品手染めで商品を作っているそうです。その確かな染色の技術が生み出す独自のカラーバリエーションが、インディゴ気仙沼の商品の魅力です。
気仙沼ビズでは、藤村代表のこれまでの挑戦をベースに、さらに多くの方に手に取っていただけるようサポートしていきます!